全日本私立幼稚園PTA連合会全国大会が東京のホテルニューオータニにて開催されました。
全国から約１２００名の保護者、幼稚園関係者が参加して行われました。
安倍総理大臣がお越しになるということで、後方にはテレビカメラが多数、そして、緊張感がありました。
来賓にお越しの先生たちからは、幼児教育の重要性、幼児教育無償化を加速させるというお話がありました。
また、私立幼稚園が永年にわたりお世話になっている森喜朗元首相もお越しになり、お話をしてくださりました。
森元首相は、幼児教育を含め、教育界全体のシステムを見直すべきときに来ているというお話をとてもわかりやすく伝えてくださりました。
全国大会では、次の宣言が採択されました。
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【宣言】
私たちは、次代を担う子どもたちが心豊かな人間として成長することを願い
子どもたちにっての最善の利益を実現するため、家庭教育の向上、幼児教育
の振興を図ることを目的として、子どもたちがはじめて出会う学校である
私立幼稚園・認定こども園と手を携え、常に努力することを宣言します。
一 私たちは、子どもたちの教育の原点が、家庭にあることを再認識し、
家族が協力し合って絆を深め、家庭が子どもにとって最も安心でき
共に学びあえる場になるよう努めます。
一 私たちは、心豊かな子どもを育むために、私立幼稚園・認定こども園
の教育をとおして、子どもとともに「生きる力」を学び合い、自らの
人格向上の研鑽に努めます。
一 私たちは、地域の人々との絆を深め、心を一つにして、災害や環境汚染
あるいは犯罪から生命を守り、安全が確保され、安心して暮らすことの
できる地域社会づくりの支援に努めます。
一 私たちは、「幼児教育振興法」の制定に向けての運動を積極的に展開し
ます。
平成29年9月25日
第32回全日本私立幼稚園PTA連合会全国大会
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記念講演では、佐々木則夫氏（元なでしこジャパン監督）から
「目標達成へのプロセス」という演題でお話がありました。
2011年のワールドカップ優勝で女子サッカーが注目されるようになりましたが、
長い月日をかけて「優勝」を目標に努力を続けてきたことを知ることができました。
なでしこ」らしく…ひたむき、明るい、芯が強い、礼儀正しい
この４つが日本女子サッカー選手が目指すべき姿です。
「なでしこジャパン」だけでなく、育成段階から
「なでしこらしく」を身につけるよう指導しているということでした。
「守・破・離」といいますが、はじめの段階が本当に大切なんだと改めて感じた一日でした。
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