慶応幼稚園では、YYプロジェクト(ヨコミネ式保育)を導入しています。
YYプロジェクトとは、人間の才能である「心の力」、「学ぶ力」、「体の力」をつけさせ、子ども達が生まれながらにして持っている可能性を最大限に引き出すための保育です。

ある本によると、罪を犯した少年院の子ども達はほとんどが幼年期に問題があったと記してありました。
そのような子ども達にさせないためにも、幼児期からしっかりと心の力を育てていかなければいけません。

“1を聞いて10を知る=達人”、次にどうなるかを自分で考える、
うわさに流されない、正しいことを正しいと見抜く力です。
この力をつけるために、本読み・書き取り・計算を行っています。

「柔軟体操」、「かけっこ」、「水泳」に力をいれています。何故、幼児体育にそこまで力をいれるのか?
理由は、10歳ほどまでの幼少期に、バランス感覚といった体に関するものを司る小脳ができあがってしまうからです。簡単に言えば、小脳を刺激し、良い運動神経を高めること。
小脳が完成してしまう10歳を過ぎてしまっては、かなりの努力をしないと運動神経は高まらないのです。

子ども達はたくさんの可能性を秘めています。その可能性と能力は本当に素晴らしいものです。
それを引き出し、大きくなったとき、世のため、人のために役立てるような・・・そんな立派な人になってほしいのです。
そのために必要な『心の力・学ぶ力・体の力』を子育てに悩むのではなく、
親子一緒になって学び、育っていただきたい・・・それが私たちの願いです。